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オビ=ワン・ケノービ

Disney+『オビ=ワン・ケノービ』全6話を見ました

『オビ=ワン・ケノービ』全6話見ました。パドメ・アミダラがルークとレイアを残して死んでから10年後の物語です。オビ=ワンはタトゥイーンで育てられているルークを遠くから見守りながら、みすぼらしい労働者に身をやつして隠れるように生きています。

ある日、タトゥイーンにジェダイを捜索する銀河帝国の尋問官たちがやってきます。その中には、他の尋問官に疎まれながらも必要にオビ=ワンを捜索するサード・シスターがいました。

「レイアを誘拐すれば、きっとオビ=ワンが救いにくる」
レイアの養父ベイル・オーガナは、オビ=ワンの大親友だったからです。

そのころ、レイアは惑星オルデラン王室のベイル・プレスター・オーガナとその妻ブレハの養女として育っていました。彼女はおてんばでよく一人で家を抜け出していました。

そして、家を抜け出したレイアは、サード・シスターの手先に誘拐されてしまったのです。養父ベイル・オーガナは、オビ=ワンに助けを求めます。もう以前の力がないことを知っていたオビ=ワンは最初は断りますが、レイアの救出に向かいます。

この頃のオビ=ワンは、自信を失っていたのでしょうか。自分のマスター、死んだクワイ=ガン・ジンに呼びかけてもいました。どうしても、まだコンタクトが取れないようで。(第1話)

『オビ=ワン・ケノービ』は、オビ=ワンとレイア姫の絆(きずな)

レイア姫キャリー・フィッシャーの子供時代!

子供時代のレイア姫は、まるでキャリー・フィッシャー?

まるでキャリー・フィッシャーの子供時代かと思わせるような子役が、ヴィヴィアン・ライラ・ブレアです。後に活躍する大人のレイア姫を彷彿させる演技で、見るものを「レイア姫だ!」と納得させます。

助けにきたオビ=ワンを信じられないながらも一緒に逃げるレイア。ある時ついに彼と追手から逃げ出し、ビルから転落してしまいます。オビ=ワンは力の限りフォースで、転落する彼女を地上すれすれで浮かべます。これだけのフォースを使ったことで、オビ=ワンはもうフラフラでした。

しかし、オビ=ワンがジェダイであることを知ったレイアは彼を信じ、ふたりの絆は育っていきます。

蛇足ですが、日本のドラマにも、まるで主人公の子供時代と思われるような子役がテレビに多く出るようになってきました。

アナキンに殺されたパダワンの生き残り、サード・シスター

ジェダイの決定的な敗北=オーダー66の時のこと。アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに落ちて、ジェダイ・テンプルの中で未来のジェダイになるパダワンを殺しました。その時、死んだふりをしてかろうじて生き残った女の子が、銀河帝国の尋問官になっていたサード・シスターです。

彼女はダース・ヴェイダーの正体が、なぜかアナキンであることを知っていました。そして彼女の真の目的はオビ=ワンをとらえ、その功績により高い地位につき、ダース・ヴェイダーに近づくことでした。

サード・シスターの真の目的は、なんとアナキンに復讐することだったのです。しかし、ダース・ヴェイダーは気付いていて、彼女をライトセイバーで倒します。

サード・シスター悲しい過去を持つサード・シスター

オビ=ワンvsダース・ベイダー 2回戦! なぜか…

『オビ=ワン・ケノービ』の中で、オビ=ワンとダース・ヴェイダーは2回直接対決します。1回目はフォースが十分に戻っていないため、ヴェイダーに焼き殺されそうになります(第3話)。ヴェイダーはかつて自分が焼け死にそうになったことと同じような仕返しをしたのです。ヴェイダーになっても、アナキンの勝気な性格は変わっていないようです。

オビ=ワンとダース・ヴェイダーの2回目の戦いは、誰もいないある星で戦います(第6話)。クライマックスとも言える戦いです。

激闘の末、ヴェイダーのフォースの前に、オビ=ワンは降り注ぐ岩の中に閉じ込められてしまいます。ここでなぜか、ヴェイダーはオビ=ワンの死を確認しないで去っていきます。

岩の中から脱出したオビ=ワンはかつての力を取り戻し、再度ヴェイダーに襲いかかります。ヴェイダーのヘルメットを破り、ヴェイダーに大きなダメージを与えました。しかし、オビ=ワンはヴェイダーにトドメを刺さず、かつての戦いと同じように去っていきます。

オビ=ワンにしろ、ヴェイダーにしろ、かつてのマスターとパダワンの頃のことが思い出されてしまうようです。その感情が、最後の一撃をお互い加えられないのです。

最後の最後に少しだけ出てきたダース・シディアスも、ふたりの感情(絆?)に気付いているふうでした。

ところで、マスターとパダワン時代のオビ=ワン(ユアン・マクレガー)とアナキン(ヘイデン・クリステンセン)が訓練している回想シーンは、懐かしさがこみ上げてきます。ふたりとも、少し歳を感じてしまいますが……。

『オビ=ワン・ケノービ』ルークの活躍はなし

『オビ=ワン・ケノービ』の中では、幼いルークの活躍はありません。誰の視線にしろ、ルークは遠くから見守られているだけです。

しかし、よくわからなかったのは、サード・シスターがダース・ヴェイダーに敗れて瀕死になった後に、ルークを襲ったことです。逃げるルーク、追いかけるサード・シスター。

最後は岩山の中に逃げて行ったルークは、転落してしまいます。そんなルークを抱き抱え、育ての親オーウェンとベルー・ラーズ のもとに連れ帰ります。この時には、ルークを心配していたオビ=ワンも来ていました。

サード・シスターの目的は、いったい何だったのでしょうか?

ルーク・スカイウォーカーこちらもマーク・ハミルに似てる!

『オビ=ワン・ケノービ』まとめ

『オビ=ワン・ケノービ』は、オビ=ワンとレイア姫の絆(きずな)の物語です。また、オビ=ワンとアナキン(ダース・ヴェイダー)の運命ともいえる物語です。その脇に元パダワンのサード・シスターの悲しい物語がありました。

そして、『オビ=ワン・ケノービ』は、なんといっても彼自身の自信と道を取り戻す物語でもあったのです。

第6話の最後にオビ=ワンは自分のマスター、クワイ=ガン・ジンと話せるようになります。タトゥイーンの自分の隠れ家へ続く道に、クワイ=ガンが現れたのです。
オビ=ワンマスター・クワイ=ガン
クワイ=ガンだいぶ時間がかかったな
オビ=ワンもう現れないのかと
クワイ=ガンいや、常にここにいた。お前にはまだ見えなかったが。行こう、先は長いぞ

蛇足ですが、クワイ=ガンはアナキン=ダース・ヴェイダーのことをどう思っているのでしょうか。後(エピソード6)に、ルークをダース・シディアスから助けることを知っていたのでしょうか。