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ここでは『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』において気になった3つの疑問と、慟哭の最終戦についてまとめてみました。
- ワンダ・マキシモフは、なぜスカーレット・ウィッチになったのか?
- 宇宙を不安定にする“マルチバースのインカージョン”とは?
- 禁断の書と“ヴィシャンティの書”とは何か?
中でも一番の疑問は、
「ワンダ・マキシモフは、なぜスカーレット・ウィッチになったのか?」です。
いったい彼女に何があったのか?
その答えは、『ワンダヴィジョン』にありました。
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Contents
ワンダ・マキシモフはなぜスカーレット・ウィッチに?

その理由を知るには、彼女の過去をたどる必要があります。そこで、ワンダの略歴(プロフィール)を簡単にまとめてみました。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース〜』では、ワンダ・マキシモフは、なぜスカーレット・ウィッチとして登場したのか。ワンダ・マキシモフの略歴(プロフィール)から徹底的に調査しました。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
悪の秘密組織「ヒドラ」によって超能力を得たピエトロ・マキシモフとワンダ・マキシモフは兄妹です。このとき、ピエトロはホークアイと子どもをかばって銃弾を受け、命を落とします。悲しみに沈んだワンダでしたが、ホークアイの助言により立ち直ります。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『エイジ・オブ・ウルトロン』の後、ヴィジョンと深い信頼関係を築いていたワンダ。しかし、サノスによりヴィジョンは命を奪われ、さらに“指パッチン(デシメーション)”によって、ワンダ自身も消滅してしまいます。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ハルクの指パッチンにより復活したワンダは、「私からすべてを奪った」と怒りをぶつけ、サノスに果敢に立ち向かいます。
『ワンダヴィジョン』
ピエトロとヴィジョンを失った悲しみから、ワンダは街・ウェストビュー全体をエネルギーシールド(ヘックス)で包み、その住民をマインドコントロールしてしまいます。中では古き良き時代のホームコメディのような世界を作り、ヴィジョンと夫婦として暮らし、双子のトミーとビリーをもうけます。
しかし、隣人を装っていたアガサが魔女である正体を現し、街の人々の洗脳を解くと、ワンダは窮地に追い込まれます。
最終的にスカーレット・ウィッチとして覚醒したワンダは、ヴィジョンとの別れを経て自らヘックスを解きます。
理想の家族——ヴィジョンと双子の息子たち――はすべて消え去りました。
その後、ワンダは自らの過ちを悔い、どこか遠くへと飛び去っていきます。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
飛び去った先は、美しい果樹園のような場所。しかし、ワンダの悲しみは癒えていませんでした。
彼女は、マルチバースのどこかに存在する“本物の”トミーとビリーに再び会いたい――幸せな母親になりたいと願っていたのです。
『ワンダヴィジョン』のラストでは、禁断の書「ダークホールド」を手にし、“ドリームウォーク”(他の宇宙の自分の身体に意識を送る術)を行うスカーレット・ウィッチとしての姿が描かれています。
つまり、すでにワンダはダークホールドを手にし、スカーレット・ウィッチとなっていたのです。
ワンダは、マルチバースを自由に行き来できる能力を持つ少女・アメリカ・チャベスを探していました。
その願いと悲しみを知らないドクター・ストレンジは、アメリカを守るためにワンダにマルチバースについて相談しますが、そこでアメリカが現在カマー・タージにいることをワンダに知られてしまいます。
そして——
スカーレット・ウィッチは、カマー・タージを襲撃。
そこにいるすべての魔術師をもってしても、彼女の圧倒的な力には歯が立ちませんでした。
インカージョンを知る鍵は、もうひとつの世界「838」
インカージョン(多元宇宙同士の衝突)を理解するためには、スカーレット・ウィッチがカマー・タージを襲撃した後、アメリカ・チャベスとドクター・ストレンジが逃げ込んだ別の世界――「アース838」の出来事を知ることが重要です。
この世界では、ドクター・ストレンジはすでに故人。
彼は「サノスを倒すために命を捧げた、地球最強のヒーロー」として称えられ、サンクタム・サンクトラムの前には立派な銅像が建てられていました。
そのサンクタムから現れたのが、至高の魔術師・カール・モルド。
彼は歓迎の態度を見せてストレンジとアメリカを招き入れますが――それは罠。二人は拘束されてしまいます。
そして、ストレンジはこの世界のアベンジャーズに相当する秘密組織「イルミナティ」によって裁かれることになります。
出席していたメンバーは以下の通り:
- キャプテン・カーター
― “ザ・ファースト・アベンジャー”の異世界版。盾を持つ女性ヒーロー。 - ブラックボルト(ブラカガー・ボルタゴン)
― 声に破壊力を宿す能力を持ち、インヒューマンズの王。 - キャプテン・マーベル
― キャロル・ダンヴァースの親友マリア・ランボーが、この世界ではヒーローとなっている。 - リード・リチャーズ
― ファンタスティック・フォーの天才リーダー。身体を自在に伸ばせる能力の持ち主。 - プロフェッサーX(エグゼビア教授)
― ミュータントたちの心の支えであり、X-MENのリーダー的存在。
ストレンジは、別の宇宙で“ドリームウォーク”を行い、インカージョンを引き起こしたことを理由に、危険人物として断罪されます。
インカージョンとは?そして明かされる838世界の衝撃の真実
アース838のファンタスティック・フォーの天才、リード・リチャーズは、ドクター・ストレンジ(616)にこう警告します。
「君がこの宇宙に来たことで、我々の世界は不安定になっている。インカージョンが起きる恐れがある」
「インカージョンとは、2つの宇宙が互いの境界を侵食し、衝突してしまう現象だ。結果、片方、あるいは両方の宇宙が壊滅する」
つまり、“異なる宇宙に干渉しすぎると、世界そのものが崩壊する”ということです。
「地球最強のヒーロー」の裏の顔
さて、サンクタムの前に立っていた銅像の「偉大なヒーロー・ストレンジ」には、とんでもない裏の顔がありました。
プロフェッサーX(エグゼビア教授)の告白により、驚きの事実が明らかになります。
「彼はサノスを倒して死んだわけではない。皆が団結していた中で、スティーヴンだけが、いつものように“我が道”を選んだ」
「そして、禁断の書ダークホールドに手を出し、マルチバースで答えを探しはじめた。だが解決策は見つからず、ついには“インカージョン”を引き起こし、別の宇宙を滅ぼしてしまった」
つまり、アース838のスティーヴン・ストレンジは、ヒーローではなく世界を滅ぼした男だったのです。
彼の“独断専行”な性格は、やってきた616のストレンジにも見られるため、イルミナティは彼を警戒し、裁判にかけたのです。
スカーレット・ウィッチ襲来——イルミナティの最期
裁判の最中、スカーレット・ウィッチがこの世界のワンダを“ドリームウォーク”で操り、アメリカ・チャベスを捕らえるため現れます。
迎え撃つイルミナティの面々。しかし——
その強さは、スカーレット・ウィッチの前では無力。
ブラックボルト、キャプテン・カーター、キャプテン・マーベル、リード・リチャーズ……
並み居る最強ヒーローたちは、次々に命を落としていきます。
838のワンダの姿を借りた“スカーレット・ウィッチ”は、もはや神にも等しい存在でした。
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ヴィシャンティの書とダークホールド
ダークホールドとは
“禁断の魔導書”と呼ばれる書物。現実をゆがめ、魂を蝕む危険な呪文が記されています。
中でも最も恐ろしいのが「ドリームウォーク」。
他の宇宙にいる自分の“分身”の体を乗っ取って遠隔操作できる魔術です。
便利に見えますが、宇宙を滅ぼしかねない“インカージョン”の引き金にもなり得ます。
もともとの呪文は「ワンダゴア山」の石壁に刻まれたもので、ダークホールドはその“写本”にすぎません。最初の悪霊「クトーン」がこの地に刻んだとされています。
ヴィシャンティの書とは
ダークホールドと正反対の“善の魔導書”。
選ばれし魔術師が手にすれば、どんな敵も打ち倒せる力を得られると伝えられています。
アース838の世界では、これによりサノスを倒すことができました。
しかし、ヴィシャンティの書は伝説の存在とされ、616のストレンジも当初は「おとぎ話だ」と信じていませんでした。
2冊の書が運命を左右する
- スカーレット・ウィッチ(ワンダ)はダークホールドを使い、アメリカ・チャベスを追い詰めていきます。
- しかし、カマー・タージの魔術師サラが命がけで写本を破壊。
- それでもワンダは原本を求め、ウォンを脅して「ワンダゴア山」へ。
- 山の塔で彼女は「自分こそ世界を支配するスカーレット・ウィッチだ」と確信します。
一方、ストレンジとアメリカはようやくヴィシャンティの書を発見。
ところが、ワンダの急襲により書は焼かれ、夢の力も断たれます。
最終的に、838世界のワンダが正気を取り戻し、スカーレット・ウィッチの暴走は終息へ。
2つの書物は、善と悪、救済と破滅の象徴として物語の軸を成していたのです。
>>ドクターストレンジの鍵を握るヴィシャンティの書とは?ダークホールドとの違いを深掘り!
最終対決、ダークホールドを閉じる——慟哭のワンダ!
異世界に飛ばされたストレンジとクリスティーンは、その世界のサンクタムへ向かい、堕ちたストレンジを打倒して禁断の書・ダークホールドを手に入れます。
ストレンジは死んだ自分自身の遺体をドリームウォークで操り、アメリカ・チャベスを救うべくスカーレット・ウィッチに立ち向かいます。
スカーレット・ウィッチ vs 死体ストレンジとウォン!
死体となったストレンジとウォンは、一時的にスカーレット・ウィッチを魔術で封じますが、術はすぐに破られそうに。
「アメリカの力を奪え、他に道はない」とウォン。しかし、ストレンジは彼女に手を出さず言います。「自分の力を信じろ。君なら彼女を止められる」と。
スカーレット・ウィッチが術を打ち破り、死体ストレンジは燃え尽きかけます。そのとき、アメリカが立ち上がります。
しかしスカーレット・ウィッチには敵わず、彼女はあるマルチバースの扉を開きます。
そこには、ソファに座る双子のビリーとトミー。アメリカの首を絞めるスカーレット・ウィッチの姿に、子どもたちは怯えながら叫びます。「ママ! 魔女がいる!」
ワンダが現れると、スカーレット・ウィッチは彼女を突き飛ばします。泣き叫ぶ双子たち。「あっちへ行け、ママじゃない!」
その言葉に、スカーレット・ウィッチはがくりと膝をつき、泣き崩れます。ワンダは彼女の元に歩み寄り、静かに言います。「彼らは愛されてる。私が、愛してる」
マルチバースを閉じるアメリカ。スカーレット・ウィッチはワンダゴアの塔へ戻り、虚しさに気づきます。
彼女は決意します。「すべてのダークホールドを閉じる」——そう告げると、塔を崩壊させ、瓦礫の中に自らを葬りました。
はたして、スカーレット・ウィッチは本当に死んだのでしょうか?
終わりに
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の3つの疑問、そして慟哭の最終戦についてまとめてみました。このページは、単なるあらすじ紹介ではありません。
ワンダ・マキシモフは、愛する者たちを失い、心にぽっかりと穴が開いてしまった女性。禁断の書『ダークホールド』によって心を蝕まれ、深い悲しみが暴走してしまった――そんな哀しみを背負った存在です。
普通の人間であれば、誰かを傷つけたり大事件を起こすことはありません。しかし、サノスをも単独で倒しかねないスカーレット・ウィッチとなると、その力は周囲に甚大な影響を与えてしまいます。
玉座の瓦礫の中で、スカーレット・ウィッチから解放され、ワンダ・マキシモフとして静かに永眠していてほしい――そう願わずにはいられません。
でも、なにせMARVELのことです。きっとまた、スカーレット・ウィッチとして帰ってくる日が来るのではないでしょうか。
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