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東京ラブストーリー

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『東京ラブストーリー』名台詞「◯◯◯◯しよ!」は、第◯話?

名台詞「ねえ、セックスしよ!」は、第3話「二人の始まり」の最後の最後に出てきます。そのシーンは、こんな感じです。

赤名リカは、落ち込んでいす。
「俺、君みたいに、人を元気にする方法、知らない。こんな時なんて言うんだ」
「僕は、君が好きだ」とリカ。
「Loveでなくていい、Likeでいいから」
さらに、リカは、
「嘘でもいい、それでファイト出るから」
カンチは背を向けなががら、
「好きだ!」
「どのくらい?」とリカ。
両手を体より少し広く拡げるカンチ。
「そんなもん」と、おどけるリカ。
カンチはバンザイしながら走って跳んで「こ〜のくらい、好きだ」
……
嘘つき〜、ねえ、セックスしよ!

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『東京ラブストーリー』監督と有森也実が語る5つのトリビア

(『週刊現代』9/27号より)

鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介による『東京ラブストーリー』は1991年に放送されました。もう31年も経ちました。しかし、誰もが鈴木保奈美のリカ「◯◯◯◯しよ!」の新鮮なせリフを覚えているのではないでしょうか。

リアルタイムでドラマを見ていた現在60代や70代の人々には、少しついていけなかった部分もあったかもしれません。しかし、鈴木保奈美の魅力は、誰にとっても新鮮でした。

そんな『東京ラブストーリー』について、リカの恋敵?「ひとみ」役の有森也実と永山幸三監督、作家の鈴木涼美の鼎談(ていだん)が『週刊現代』9/27号に掲載されていました。皆さん、ドラマの裏側を分かりやすく語っています。

ぜひ『週刊現代』9/27号を手にとって、じっくり読んでみてください。懐かしさが、こみ上げてきます。

有森也美
1967年神奈川県生まれ。1987年の映画『キネマの天地』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。本作『東京ラブストーリー』で注目を浴び、『放浪記』などの舞台にも出演。現在はフリーで活動中。
永山幸三
1956年東京都生まれ。『東京ラブストーリー』のほか、『ひとつ屋根の下』『口ングバケーション』など月9ドラマを中心に数多くのヒット作の演出を手がけました。
鈴木涼美
1983年東京都生まれ。AV女優、日本経済新聞社記者を経て、現在は作家として活動。著書『ギフテッド』が第167回芥川賞候補に選出されました。

1. 脱トレンディドラマを目指し若さ才能が集結!

監 督永山幸三(34)
脚本家板元祐二(23)まだ2作目。1作目は『同・級・生』
プロデューサー大多亮(33)

3人の年齢を見てください。フジテレビらしく、若いスタッフ構でチャレンジしました。なんといっても、脚本の板元祐二は23歳です。しかも『東京ラブストーリー』が2作目です。

有森「撮影の仕方も、台本も、それまで私が体験してきたテレビドラマの概念とはまったく違いました」
永山「誰もが普通に経験しうる恋愛を描きながら、物語の展開はとことん切なくして視聴者をつかむのが狙いだったんです」
鈴木「リカという、それまでにいなかったタイプのヒロインこそがこの作品のヒットの最大の理由ですよね」

2. 柴門ふみ原作では、リカは脇役だった?

原作では、カンチ(織田裕二)、さとみ(有森也美)、三上(江口洋介)の関係が中心ですが、なんと23歳の板元祐二は「リカ目線のほうが描きやすい」といって、それを通したというからすごい。原作者の芝門ふみも「自由にドラマにしてください」と許可していたというから、かなりの太っ腹です。
有森「(原作では)リカは三角関係に割り込む、いわば刺激物なんですよね」
永山「そんな彼女を中心に置くことで、最後にはカンチに振られてしまうリカの敗者の美学を描くドラマになりました」

3 「リカを不幸にするな!」カミソリ入り手紙と「おでん女」

リカを不幸にするな!」300通を超える投書

永山「優柔不断に見えるかもしれないけど、カンチは実はずっとさとみを追い続けている。でも、世間はリカにどんどん肩入れしていって、最終回に近づくにつれ『リカを不幸にするな!』という声がどんどん大きくなった」

有森也美の事務所にカミソリ入り手紙と「おでん女」

有森「さとみは、永尾くんと三上くんとの友情をできるだけ壊したくない。でも、三上くんの浮ついたところにも惹かれちゃうし、永尾くんにも安心感を求めてしまう。自分で決断しないで人任せにするように見えて、永尾くんに自分を選ぶように無意識に仕向けるんです」
さとみ(有森也美)は、見事に嫌われ役になってしまい、彼女の事務所にはなんとカミソリ入りの手紙が届いたそうす。

また、第9話では、カンチを引き留めようとさとみが持ってきた鍋に入っていたのが「おでん」でした。いまだに「おでん女」って言われているそうです。良いんだか、悪いんだか分かりません。

4 「永尾完治」の母校は、今はなき聖地

リカはカンチの母校の小学校で「永尾完治」と彫られた柱に、「赤名リカ」ととなりに刻みます。ファンの間では「聖地」になりましたが、残念ながら今はもう校舎はないそうです。もしその柱を持っている人がいれば、プレミアがつきラッキーですね。今風にオークションに出しても、けっこう良い値が付いたりするでしょう。

5. 最終回は、さとみの成長物語?

有森「ラストシーンは、愛媛での別れから3年後。夫婦になった永尾くんとさとみが、三上くんの結婚式でアメリカから帰国したリカと再会する。あのときのさとみは、本当に幸せだったと思うんです。だからこそ、久々に再会した永尾くんとリカに二人きりの時間をあげられた。さとみを演じるのは難しかったけど、最後には彼女の『成長物語』だったと思えるようになりました」

『東京ラブストーリー』のひとみ役でしたが、有森也美も役者として成長したようです。

まとめ

皆さん、『東京ラブストーリー』の名台詞「セックスしよ!」は、第◯話か覚えていましたか。
また、『週刊現代』9/27号の記事から『東京ラブストーリー』監督と有森也実が語る5つのトリビアについてまとめてみました。

  • 脱トレンディドラマを目指し若き才能が集結!
  • 柴門ふみ原作では、リカは脇役だった?
  • 「リカを不幸にするな!」カミソリ入り手紙と「おでん女」
  • 「永尾完治」の母校は、今はなき聖地
  • 最終回は、さとみの成長物語?

懐かしい『東京ラブストーリー』の裏側には、けっこう若き才能が頑張ったんだとびっくりしました。監督・永山幸三(34)、脚本家・板元祐二(23)、プロデューサー・大多亮(33)。なんといっても脚本の板元祐二は23歳で、『東京ラブストーリー』が脚本2作目とは驚くべき才能ですね。

今では『東京ラブストーリー』はトレンディドラマに括られていますが、脱トレンディドラマを目指していたというから分からないものです。

最後に、これもトリビアに入るでしょうか?
注意しないと見逃してしまいますが、小田和正の主題歌のタイトルには『ラブ・ストーリーは突然に』と、ラブとストーリーの間に「・」が入っています。

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