『キングダム』摎の最期はアニメでは第何話？仮面の女将軍の隠された素顔

秦の六大将軍の一人である摎の勇姿を見逃すな！

アニメ『キングダム』のファンなら誰もが待ち望んだ、摎（きょう）の壮絶な最期。その場面はシーズン1エピソード36で描かれています。

摎は王騎との連合軍の大将として馬陽攻略戦を控える中、突如現れた龐煖との一騎打ちが展開されます。この因縁深い闘いが、後の物語に多大な影響を与えることになります。

『キングダム』摎の最期はアニメでは第何話？

摎（きょう）の最後は、アニメ『キングダム』シーズン1エピソード36 『王騎と摎』で詳細に描かれています。9年前の戦いで龐煖（ほうけん）によって殺されました。

摎と王騎との連合軍で馬陽攻略戦をする前夜、突如現れた龐煖。龐煖の目的は、己の武力を示すために武と才の高い摎との一騎打ちでした。二人の戦いはほぼ互角でしたが、リーチの差で摎は剣で龐煖を刺しましたが、龐煖の偃月刀（えんげつとう）で切られてしまいました。

そこに駆けつけた王騎により、龐煖は顔面を斜めに切られ、摎の部下の矢を受けながら、崖から落ちてしまいます。この時から王騎と龐煖の因縁が始まりました。

シーズン1エピソード36  『王騎と摎』
九年前、突如襲い掛かってきた龐煖(ほうけん)に敗れて命を落とした秦(しん)国(こく)六大将軍の一人・摎(きょう)。数多の戦場を駆け抜け、天下にその名を響かせながらも、その素性が知られていなかった摎は、実は王騎(おうき)の妻になるはずの女だった。昌文君(しょうぶんくん)の口から語られる衝撃の事実に言葉を失う政(せい)だったが、摎はさらに出生にも秘密を抱えていたのだ。数奇な運命を辿った摎の隠された過去、そして王騎・龐煖の間に生まれた因縁の日の出来事が明かされる。

『キングダム』で、摎を演じるのは誰？

気品があり、聡明で真っ直ぐな美人将軍である「摎（きょう）」を演じるのは、新木優子さんです。前回の杏さんの「紫夏」役と同様、今回の新木優子さんも「摎」役にぴったりですね。

摎（きょう）の生い立ちと王騎に対する憧れとも言うべき、素直な愛が龐煖（ほうけん）によって壊されてしまうのは、なんとも悲しい出来事ですね。

佐藤信介監督のコメント
「新木優子さんのみずみずしく透明な輝きが、この殺伐とした戦いの世界に一条の光を当てています。ご自身の可憐な透明感が、これほどの激しさを生み出すとは。ぜひ劇場で目撃してください」

松橋真三プロデューサーのコメント
「摎には、気品と聡明さ、そして主人公・信にも共通する真っすぐに正面を向き夢を語る強さが必要で、これを全て表現できるのは新木優子さんだと思い、オファーさせていただきました」

【新木優子さんのプロフィール】

生年月日：1993年12月15日（30歳）
出身地：東京都
血液型：A型
身　長：165cm
趣　味：読書
所　属：スターダストプロモーション

＞＞キングダム３運命の炎 紫夏は杏。アニメでは何話？ 政との感動の絆！

『キングダム』摎の生い立ちと王騎との関係

「戦神」と呼ばれた伝説の秦王・昭王の寵愛を受けていた美しい宮女が、子を宿しました。しかし、彼女は下級の武家の出だったため、後宮での権力争いに弱く、その子を守ることができませんでした。そこで、彼女の父の戦友であった王騎の屋敷に、子供を託しました。その子は女の子でありながら、王騎のそばで召使の子として、目立たないように育ちました。その女の子が摎でした。

摎は小さい頃、「お城を100個とったら王騎の妻にしてくださいね」という約束をしました。小さな頃の淡い約束でした。そんな摎はいつしか、武人としても、戦略家としても素晴らしい才能を示し始めました。そして、ある日、戦場で、父である昭王と会いました。二人はすぐにお互いを親子だと認識しました。それ以来、摎は女であることを隠すために、仮面をつけて戦場に出るようになりました。そして、秦の六大将軍として活躍するようになりました。

そして、摎は王騎とともに連合軍の大将として馬陽攻略戦に参加することになります。その馬陽がなんと100個目の城でした。王騎は小さい頃の約束を覚えており、ずっと摎の戦いを見守っていました。摎はこの馬陽攻略戦の後、王騎の妻になることを夢見たことでしょう。

しかし、馬陽攻略の前夜に現れた龐煖の刃に倒れてしまったのです。その直後、龐煖は王騎によって崖から落とされましたが、龐煖は死んでいなかったのです。9年後、龐煖は王毅と再び対峙する運命にあることとなります。

王騎の最後

趙の天才軍師である李牧は、王騎を倒す戦いの策略を練ります。そこには、武神となった龐煖が必要になります。李牧の深慮遠謀は、武神だけが偉大な将軍ではないことを示しています。

王騎は自分を罠に嵌めようとする李牧の策略を感知し、それ以上のスピードで戦いを終わらせようとしましたが、李牧の深慮遠謀と龐煖の出現によって追い詰められてしまいます。

シーズン1エピソード37  『我、死線にあり』
秦(しん)軍総大将・王騎(おうき)と趙(ちょう)軍総大将・龐煖(ほうけん)の熾烈な戦いは両者一歩も譲らず激しい打ち合いが続く。しかし、戦場で倒れた者たちの思いを背負った王騎は徐々に龐煖を追い詰めていき、ついに防戦一方となった龐煖を斬り伏せようとする。が、その時、この戦を影で操っていた李牧(りぼく)とその軍が到着。形勢は一気に逆転し、その圧倒的な兵力差に秦軍の士気は完全に打ち砕かれてしまう。だがこの絶体絶命の死地の中、王騎は笑みを浮かべるのだった。
命を賭した死闘の末、王騎(おうき)は龐煖(ほうけん)にとどめの一撃を振り下ろそうとする。しかし、その直前、趙(ちょう)将・魏加(ぎか)の一矢が背後から王騎を襲い、それを機にした龐煖の一刀が深々と王騎の胸を貫いた。

趙将・魏加の行為は、一騎打ちの暗黙の規定に違反するものでした。しかし、魏加はたとえ汚れ役であっても、この戦いに爪痕を残し、また龐煖の命を落とさないためにも、決意を固めました。趙の軍師・李牧もその決意に敬意を表して送り出しました。

また、王騎はこれが戦いであると理解していました。龐煖は一騎打ちに水が入り、つまらないと感じていたかもしれませんが、それでも納得していたでしょう。

『キングダム』摎の最期はアニメでは第何話？［まとめ］

『キングダム』は、摎の最期を含む重要なシーンを見逃すことなく描きます。摎役を演じる新木優子さんの存在が、作品に新たな光をもたらします。

摎の生い立ちや王騎との絆も、物語の奥深さを感じさせます。また、王騎の最期に至るまでの道のりも、その覚悟と武人としての誇りが滲み出ています。

摎の死は、戦場での激しい戦いと軍事的な策略の中で生きる登場人物たちの運命と深く結びついています。