桐沢（木村拓哉）「俺、ほんと目一杯生きたいんだよ。何度でも立ち上がってやるって、そう思ってる。はぁ〜今の生活がきついとか苦しいとか、そんなことは全然思ってない。むしろ、最高に楽しいと思ってる。

長岡弘樹の『教場』は「週刊文春ミステリーベスト10」（2013年）第1位、「このミステリーがすごい! 」（2014年）第2位。警察小説の新境地としてベストセラーとなりシリーズ化。木村拓哉主演でドラマ化され放送されました。

木村拓哉主演『教場』に出して欲しかった2つのシーン。 風間教官が義眼になった原作に近い事件と 風間教官、自ら義眼を取り出すシーン。

木村拓哉「『教場』は内容が非常に刺激的。原作小説での警察字校は、＂警察官になる人間をふるいにかける場＂で、正直その厳しさは人権意識や民主主義からかけ離れています」

木村拓哉演じる白髪教官・風間公親教官は、『教場』より『教場2』では、たびたび顔を出します。第一話から第六話まで、そのエピソードの主人公に退校届を差し出すのです。それが、風間教官の優しさなのです。

木村拓哉演じる『教場』白髪・風間教官。片手の人差し指を右の下目蓋の中へ差し込み、そのまま視線を下へ戻すと、「こうした憂き目にあう場合もある」。眼球を模したガラス片を指先でつまみ、軽く持ち上げてみせます。

木村拓哉演じる主人公・白髪の風間公親の人物像。初の警察学校小説にして決定版。脱帽—　警察小説の大御所・横山秀夫氏の評。しかし、長岡弘樹著『教場』ストーリー展開が分かりづらい！