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※本記事は2024年1月19日現在の情報です。最新の情報は、公式サイトでご確認ください。
Contents
『インデペンデンス・デイ リサージェンス』独立記念日
1996年7月4日ホイットモア大統領スピーチ
Good morning.
今から1時間後、君らは世界各国のパイロットとともに人類史上最大の作戦をスタートすることになる。
"人類"という言葉は今日、新しい意味を持つ。
人種の違いを乗り越えて1つの目的のために結ばれる。今日は奇しくも7月4日。
これも何かの運命だ。君らは再び自由のために戦う。圧政や弾圧から逃れるためでなく生き延びるためだ。
地球に存続する権利を守るために勝利を手にしたなら、7月4日は米国の祝日であるだけでなく、人類が断固たる決意を示した日として記憶されるだろう。
我々は戦わずして絶滅はしない。我々は生き残り、存続し続ける。
それが今日、我々が戦える人類の独立記念日だ!
このスピーチ後、ホイットモア大統領はフライトジャケットに身を包み、さっそうと出撃しました。
1996年『インデペンデンス・デイ』のホイットモア合衆国大統領(ビル・プルマン)のスピーチは、胸が熱くなる名台詞で名シーンでした。しかし、この名スピーチは、同時に侵略者の復讐心をもかき立てていたのです。それも、女王の一人が自ら参戦する復讐です。
復讐は、20年後の2016年にやってきました。侵略者の女王は直径4,800キロの超巨大宇宙船で、地球と人類を滅亡させるためにやってきました。それが、『インデペンデンス・デイ リサージェンス』です。
リサージェンス(Resurgence)とは復活、再起、蘇生、再生という意味ですが、「報復」がふさわしいのではないでしょうか。
1996年のエメリッヒ監督『インデペンデンス・デイ』の続編は、『インデペンデンス・デイ リサージェンス』のみです。
『インデペンデンス・デイ2016』『インデペンデンス・デイ2021』というタイトルがありますが、エメリッヒ監督『インデペンデンス・デイ』とは全く関係ないB級映画です。
『インデペンデンス・デイ リサージェンス』あらすじ
ある日、人類滅亡を救おうとやってきた球体の宇宙船が月の基地に現れました。地球人はまた侵略者がやってきたと思い、先制攻撃を仕掛ける決断をします。
デイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)は、宇宙船の形(球体)が前と違うので止めようとしましたが、世界の指導者はランフォード合衆国大統領(セーラ・ウォード)の攻撃に賛成したのです。
攻撃された球体の宇宙船は、月に墜落します。デイヴィッドとジェイク中尉(リアム・ヘムズワース)は宇宙船の残骸を回収に向かいました。残骸の中には、防御壁に守られていたものがありました。後でわかったことですが、この中にはAIのような球体があったのです。
この時まさに女王の超巨大宇宙船が月に現れ、月の基地を破壊します。ランフォード合衆国大統領は地球を守る軌道防衛システムを発動しますが、地球を取り巻く防衛衛星は簡単にすべて破壊されてしまいました。
超巨大宇宙船はシールドに守られながら、地球へ向かいます。デイヴィッドとジェイク中尉の乗った宇宙艇はシールドの中で制御不能のまま、地球に運ばれます。
地球にやってくると、侵略者はグラヴィディ(重力)破壊兵器を使います。地表のものをすべて空中に持ち上げ、一気にたたき落とすのです。たたき落とされる時に、デイヴィッドとジェイク中尉の乗った宇宙艇は操作可能になり、エリア51へ向かいました。
その頃、ランフォード合衆国大統領は参謀シェルターへ。一緒にいたホイットモア元合衆国大統領と娘パトリシア(マイカ・モンロー)は、エリア51に向かいました。ホイットモアは、収監中のエイリアンから情報を引きだそうと考えたのです。
女王の罠
女王の超巨大宇宙船が近づいてくると、エリア51につかまっていた収監中のエイリアンは、まるで叫びだすように歓声をあげていました。
ホイットモア元合衆国大統領は死を覚悟して、エイリアンと接触します。エイリアンはホイットモアの口を借りて、デイヴィッドの質問に答えます。
「彼女がやってきた」
「彼女って?」とデイヴィッド。
「すべてを司っている彼女だ」
「その望みは?」アダムズ将軍(ウィリアム・フィクナー)。
「このシンボルの意味は?」
あるシンボルをタブレット端末で見せるマルソー博士(シャルロット・ゲンズブール)。エイリアンは動揺したそぶりをします。
「恐れるわけは?」
このシンボルとは、女王の超巨大宇宙船の前に月にやってきた球体を表したものだったようです。
エリア51では超巨大宇宙船の中心にある女王船を特定すると、核爆弾で破壊するために、ジェイク中尉、ディラン大尉(ジェシー・アッシャー)、ラオ大尉(アンジェラベイビー)、チャーリー中尉(トラヴィス・トープ)の主だったパイロットが総出撃します。
しかし、「彼女がやってきた。すべてを司っている彼女だ」。この言葉は女王の地球の攻撃機を破壊するための罠だったのです。ホイットモア元合衆国大統領は女王とテレパシーで繋がっていたので、すぐ罠だと気づいたのですが、時すでに遅し。総出撃した多くの戦闘機は、女王の宇宙船内で操作不能にされ墜落していくのでした。生還できた機は、たったの7%でした。
また、参謀シェルターは壊滅し、ランフォード合衆国大統領は死亡。アダムズ将軍が大統領に就任します。
球体が語る侵略者と女王の真実!
球体はかなりのテクノロジーを持った生物がAIのように進化した姿でした。英語をたちまち理解し、エイリアンの真実を語ります。
「私は奴らが人類絶滅の動きに出ることを探知した。私は力の限り人類を助けたいのに、お前たちは奴らのように私を攻撃した」
デイヴィッド「奴らに襲われた?」
「奴らは我々の星を襲い、地下のコアを採取し、宇宙船の燃料やテクノロジーの向上に利用している。それを方々の星で繰り返した。我々は数千年奴らと戦ったが、勝利は得られず、私だけが生き残った」
オーキン博士(ブレント・スパイナー)「胸が痛む話だ。何か案が?」
「私は超高度テクノロジーを持っている。そして、ある秘密の星に敗れた星の生存者を集め、奴らを破滅させる武器を開発させている」
マルソー博士「生存を脅かされ、奴らはあなたを恐れているのね」
「女王は私の信号を探知し、私の居所を突き止め、必ず襲ってくる」
アフリカの戦士ウンブトゥ(デオビア・オパレイ)「すでに、追ってきている」
ホイットモア元大統領「そう、追ってきている」
※ウンブトゥとホイットモアは、エイリアンと精神的につながっているのです。
デイヴィッド「その前に、我々が彼女を殺したらどうだ?」
「侵略船の女王を殺した者はいない。もし、(女王が)死ねば、兵隊機は壊滅し、船は去る。他の女王たちが呼び戻すから。でも、手遅れ。今私を破壊すれば、女王は秘密の星を探せない。私を破壊しろ」
デイヴィッド「女王は、君を追ってくるんだろ? ハメてやれば?」
『インデペンデンス・デイ リサージェンス』女王との戦い
デイヴィットの言ったように、球体の擬似信号を出すことにより、女王をおびき寄せ、女王船を破壊することになりました。
デイヴィッド「タグ機にはおとり送信機、女王船にそれを追わせ、塩原におびき出す。餌に食いついたら、核融合爆弾を起爆。女王船は木っ端みじん!」
アダムズ将軍「問題が1つ。衛星は機能を喪失しているから、おとり機は手動操縦しないと。究極の犠牲を伴うミッションだ」
しかし、女王の罠により、パイロットがほとんどいません。この任務に志願したのが、ホイットモアの娘で元パイロットのパトリシアです。
「いかん!」反対したのは、父ホイットモア元大統領。
「私が行く!」
そこにいるすべての人々が、元大統領に直立し敬礼します。
「パパ、本気なの?」
「この任務に一番適しているのは私だ。君らの仕事は未来の復興だ。私が行く」
ホイットモア元大統領は核融合爆弾を積んで、女王の宇宙船に向かいます。それを援護するの数機の戦闘機。後からパトリシアも父の先導につきました。
また、このミッションには放射能汚染が周りに広がらないように、シールドで覆うことも含まれます。その役目はデイヴィッド達です。
2016年の独立記念日
こうして、女王を倒す計画が実行されます。アダムス将軍はスピーチをします。
私たち人類は、運命の瀬戸際に立っています。次の12分の行動が、人類の存続を決定します。
これをお聞きの方々、国籍、肌の色、宗教の違いを忘れて成功を祈ってください。
私たちは同じ人間です。たとえ何が起ころうとも、心を一つにして立ち向かうのです。
将軍ですから、元大統領のホイットモアのスピーチと比べ、普通すぎます。一番上のホイットモア元大統領のスピーチと比べてみてください。
(軍人ということで、わざとこういう普通のスピーチにしたのでしょうか?)
女王船の爆破は成功。しかし女王は死なず……?
ホイットモア元大統領機の核融合爆弾の自爆で、女王の宇宙船は爆破されました。しかし、依然として敵戦闘機の攻撃は続いています。女王は自身を守るシールドを着ていてまだ生きていたのです。パトリシアたちの戦闘機は女王に襲いかかりますが、次々に女王の触手で破壊されてしまいます。
最後に残ったパトリシア機は、女王のシールドを破ることはできましたが、女王の触手で機は破壊され、彼女は機から脱出しました。エリア51では敵戦闘機の攻撃により停電したすきに、収監中のエイリアン20体が脱獄し球体に迫ります。女王も本物の球体を破壊すべく、エリア51に迫ります。
そこに現れたのが、女王の罠から生き残り敵戦闘機を乗っ取ってきたジェイク中尉とディラン大尉、ラオ大尉とチャーリー中尉の2機でした。しかし、ジェイク中尉たちの2機は操縦を女王に操作され、無数の敵戦闘機と同じように女王を守る中に入れられました。ジェイク中尉たちの2機は起死回生の賭けを、宇宙空間仕様の核癒合エンジンを使い、守りの中から脱出を図ります。
ついに女王はエリア51の天井に穴を開け、球体をつかみ上げました。また、その頃超巨大宇宙船の地球コアへの掘削も後2分で完了します。完了すれば地球は終わり。もはやこれまでか! はたして4人のパイロットは、女王を倒すことができるでしょうか!
『インデペンデンス・デイ リサージェンス』キャスト
『インデペンデンス・デイ リサージェンス』キャスト
- デイヴィッド・レヴィンソンESD部長(ジェフ・ゴールドブラム)
- キャサリン・マルソー博士(シャルロット・ゲンズブール)
- ジェイク・モリソン中尉(リアム・ヘムズワース 声:藤原竜也)
- ディラン・ヒラー大尉(ジェシー・アッシャー)
- レイン・ラオ大尉(アンジェラベイビー)
- チャーリー・ミラー中尉(トラヴィス・トープ)
- トーマス・J・ホイットモア元合衆国大統領(ビル・プルマン)
- パトリシア・ホイットモア(マイカ・モンロー)
- エリザベス・ランフォード合衆国大統領(セーラ・ウォード)
- ジョシュア・T・アダムズ将軍→大統領(ウィリアム・フィクナー)
まとめ
1996年『インデペンデンス・デイ』の宇宙船のプラズマ攻撃は圧倒的で、度肝を抜かれました。
ハリウッド映画特有の定番ストーリーの流れで、どん底からの奇跡の逆転劇は感動を与えてくれます。そのきっかけが、最初にあげたホイットモア大統領のスピーチでした。彼の若さも手伝い、力強いスピーチは圧巻でした。
そして、『インデペンデンス・デイ リサージェンス』では、1996年の宇宙船をはるかに超えた直径4,800キロの巨大宇宙船で女王自らやってきました。しかも、こんな宇宙船も造れるテクノロジーに加え、女王は罠まで仕掛けてくるほど頭脳的です。
はじめは圧倒的に打ちのめされる人類。女王の宇宙船爆破が成功したかに見えましたが、女王は健在で無数の敵戦闘機に守られながら自ら攻めてきます。最後の最後までハラハラの展開です。
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