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映画『マンハント』福山雅治のアクション、監督ジョン・ウーも絶賛!

ジョン・ウー談、福山雅治のアクション「優美」

福山さんはアクションのなかで、その人物の感情や表現したいものを見せてくれています。音楽的な要素もすごく感じました。

福山さんは何をやるときも真剣そのもの。毎日現場に入ると、まず私と話をして、今日はどういうものを撮るのか、求められるものは何なのかを非常に詳しく聞いて準備する。そして、整理して一気に撮るんです。自分の仕事や求められているものに対して本当に真剣で、真面目。こんなにプロ意識の高い俳優さんを見るのは久しぶりです」

「素晴らしい雰囲気を持っている素敵な方で、ハンサム。人間や社会に対する愛を込めて音楽活動をされていることも、まさしく私の理想とするヒーロー像とオーバーラップしているんです」

福山雅治談

「チャンさんは弁護士役で僕が刑事役なので、戦いのプロとしての役割は僕が担わなければならない。

アクションという型だけではなく、刑事という職務に命を懸けているという覚悟の量を表現できないと、監督が望むものにはならないんだろうなと思っていた」

映画『マンハント』あらすじ

真実を、狩れ。運命を、撃て。

酒井社長國村隼)率いる天神製薬の顧問弁護士ドウ・チウチャン・ハンユー)はベッドで目をさますと、社長秘書・希子TAO)の死体が横たわっています。

通報で臨場した大阪府警の浅野刑事(トクナガクニハル)はドゥ・チウを容疑者としてとらえますが、故意に逃し発砲します。

浅野の同僚である矢村刑事(福山雅治)と新人部下の里香桜庭ななみ)も、ドウ・チウを追います。次々と、警察の包囲網から逃げていくドウ・チウに近づくほど、矢村刑事はこの事件に違和感を覚えていきます。

警察から追われ、殺し屋から命を狙われるドウ・チウ。銃撃の中、ボートで逃走するドウ・チウ、ボートで追いかける矢村刑事。

そして、ドウ・チウを助ける謎の美女・真由美チー・ウェイ)。彼女は3年前結婚式の時に殺された、天神製薬の元研究員・北川田中圭)の婚約者でした。そして、彼女は夫の死の謎を追っています。

矢村刑事は、とうとう真由美の牧場にいるドウ・チウを捕らえることに成功。矢村は自分とドウ・チウに手錠をかけます。

また、矢村は、秘書が殺された時間にドウ・チウと真由美が一緒にいたことを聞き、彼の無実を確信しました。その時、女殺し屋・レインハ・ジウォン)たちからの襲撃を受けます。

手錠で繋がれた矢村刑事とドウ・チウ、“強く熱い絆”で結ばれた2人はともに手を組み、事件の真相に立ち向かいます。

酒井社長の息子と繋がっていた浅野刑事、酒井社長の差し向けた女殺し屋レインたちに執拗に命を狙われながら、真相を追う矢村刑事とドウ・チウ。酒井社長の陰謀とは、なんなのでしょうか。

映画『マンハント』キャスト

ドゥ・チウ(チャン・ハンユー):天神製薬の顧問弁護士
矢村聡(福山雅治):大阪府警刑事部捜査一課係長。過去に死別した妻がいる。

百田里香(桜庭ななみ):矢村の部下
伊藤守(竹中直人):大阪府警刑事部捜査一課課長
浅野雄二(トクナガクニハル):大阪府警刑事部捜査一課係長

遠波真由美(チー・ウェイ):北川正樹の婚約者
北川正樹(田中圭):真由美婚約者で天神製薬の元研究員

レイン(ハ・ジウォン):殺し屋
ドーン(アンジェルス・ウー):殺し屋

酒井義廣(國村隼):天神製薬社長
酒井宏(池内博之):天神製薬社長の息子
田中希子(TAO):天神製薬社長秘書
堂塔康竹(矢島健一):天神製薬研究員

坂口秀夫(倉田保昭:)ホームレスの長
犯人A: 斎藤工/犯人B: 吉沢悠

監督:ジョン・ウー 『レッドクリフ』『男たちの挽歌』『M:I-2』

映画『マンハント』原作『君よ憤怒の河を渉れ』西村寿行

東京地検のエリート検事・杜丘冬人は、新宿の雑踏で突然、見知らぬ女性から強盗殺人犯だと指弾されます。濡れ衣を着せられたその日から、杜丘の地獄の逃亡生活が始まります。

警視庁捜査一課・矢村警部の執拗な追跡。杜丘は真相を求めて能登から北海道へ、そしてまた東京へ。自分を罠に陥れたのは誰なのか。わき立つ憤怒をうちに秘め、警察の大規模捜査網をかわし、謎を追い求めます。

ハードロマンの代名詞的存在にして著者・西村寿行の記念碑的出世作。

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映画『マンハント』トリビアと?

斎藤工さんが単なる誘拐犯役で、1シーンだけ出てきます。後で出てくるのかと思いましたが、1シーンだけのちょい役で終わってしまいました。えっ! 斎藤工がって思ってしまいました。

また、往年のアクションスター倉田保昭さんが、ホームレスの長で出演していました。不法のヤバイ薬で強くなった時の倉田保昭さん、さすがカラテの達人でした。

映画『マンハント』冒頭から二丁拳銃を持った2人の女殺し屋が撃ちまくり、ヤクザを10人近く殺します。こんな凄腕の殺し屋は、大きな裏組織の一員だと思うのですが……。

実際は裏社会の殺し屋組織とかではなく、ありえない設定でした。酒井社長が孤児院から譲り受けた女の子たちでした。そんな凄腕の殺し屋を、日本の会社社長が作れるはずはないと思うのですが……。酒井社長は、裏でヤバイ商売をしていました。

また、映画『マンハント』は撃ち合いのシーンが多いですが、メインキャストにはなかなか当たらない不自然さもいっぱいです。

しかし、これはジョン・ウー監督のエンターテイメント映画ですから、ただただアクションを楽しみましょう。